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ちょっとでもチャンスをつかんだと思ったら、少々無理をしても思いきっていくことだ。
そうしないとチャンスはものにできない。
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元プロボクサー 1943〜
チャンスは、明らかなチャンスだと感じられるものは非常に少ないでしょう。
また思考でチャンスと考えられるものだけだと、さらに少なくなるものでしょう。
自然界で起こる出来事は全てが道標ですから、チャンスと感じられることもピンチと感じられることも、全てがチャンスと考え感じることですね。
しかも土俵際に追いつめられたピンチほど、そういう状況でしかできないことを繰り出せますし、思考ではいっぱいいっぱいになった状態は、思考を手放すというか、必然的に思考停止状態にもなりやすく、潜在領域と繋がりやすくなっているので、思考、想像を超えた能力を発揮できる好条件が揃っていますから、ピンチと感じられる状況ほど大きなチャンスでしょう。
チャンスがない、少ないと感じているとしたら、数少ないチャンスの顔をした、思考で考えられるチャンスしか見えていないと考えて間違いありません。
チャンスは日常に溢れています。
変化が起こることがチャンスですからね。
またチャンスはタイミングでもあります。
刻々と変化している自然界では、タッチの差でチャンスを掴めないことは非常に多くなっています。
変化、チャンスを感じたら、即座にアクションを起こして、例え小指一本ででも掴むことです。
予定や定型的なことに縛られ過ぎていると、チャンスを掴める確率は低くなってしまいます。
無理をしててでも。というのは、できない無理をするというよりは、勇敢にであったり、優先順位を入れ替えることができるかどうかでしょう。
チャンスは掴んだだけでは意味はありません。
掴んだチャンスを手繰り寄せて、夢の実現に繋げてこそ、次のステップ、ステージのチャンスや夢が見えてくるものですね。
チャンスを掴んでからが本番ですね。
チャンスを敏感に感じ取り、掴んでいくには、感性を研ぎ澄ましておくことと、常に夢に集中して心を向けておくことです。
あなたの興味があることや物が、身の回り、街中で目についたり、情報をキャッチしたりするように、五感でさえこういう状態になりますから、あなたの潜在脳はもっと多くのチャンス、情報をキャッチしています。
脳は見事に、心、思考が向けられたものを実現しようと働きますから、片時も夢から目を離さず、夢を考え感じていることです。
そして脳がキャッチした時に発する、わずかな変化を感じ取る感性を鋭敏にしておくことですね。
ピンチの中のチャンスをキャッチするにも大切なことです。
誰が見てもチャンスだと思うこと、明らかにチャンスの顔をしている出来事は、たぶんそれほど大きなチャンスではないでしょう。
奥行きが浅い可能性が高いですね。
ピンチの中に埋もれていて、誰にも気づかれないような微かな変化こそ、こじ開けて行くと、奥行きの深い大きなチャンスであることが多いものです。
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もちろん最初から全てが上手くいくとは限りませんが、アクションを起こしてこそチャンスを感じ取る感性は磨かれていきます。
才能、能力を進化させていくためには、チャンスを数多く掴んであげることです。
（浜本哲治）
だんごの輪島 Wikipediaより